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宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

麗人REIJINのコンサートに行ってきた@渋谷公会堂

出演:
杜けあき(65期)、高嶺ふぶき(69)、稔幸(71)、えまおゆう(73)、姿月あさと(73)、
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麗人コンサートを観に、もうすぐ建て替えの渋谷公会堂へ。
生オケで聴く昭和歌謡。昔のTVの音楽番組のようでほっこりする。
ノルさんが言っていたとおり、これだけOGが集まって宝塚の曲を一切歌わない珍しいラインナップ。

開演前の挨拶は第一部が壮さん、第二部が蘭寿様。同期コンビに目頭が熱くなる。
100周年トップであるこのお二人も、カリンチョさんにかかればお子様扱い。
OG公演は露骨な縦社会が垣間見えるのもオツだ。いいね年功序列
カリンチョさん語録
「(蘭寿・壮コンビに向かって)じゃ挨拶はちっちゃい子たちから」
「OG公演は、若い人ほど拍手が大きいのよね」
「私たちだって辞めた直後はすごかったわよね」
「(ずんこさん、さえこさんのデュエットに)ショーパブみたいになってたわね」
「(ノルさん、ぶんちゃんさんに)お笑いに転向するには年とりすぎ」
「(わたるさんに)あなたいい女でもあるけど、いい男ねぇ」
「えりちゃんは、まだいい男。これからいい女になるのをお姉さんたち待ってるわね」

◼︎杜さん
カリンチョさんの歌心に痺れる。「恋」「愛の讃歌」が美しく、涙が出そうになった。
物語が見える。やっぱり役者さんなんだなぁ。

◼︎高嶺さん
祭典のときよりお痩せになられた・・?チャイナドレスで歌う「夜来香」が妖艶。
現役時代、水も滴る美男男役だったが、今も美しい人だ。

◼︎稔さん
ノルさんってなんでちっとも変わらないんだろう。。素晴らしいスタイル。
歌い方はかなり癖が強い。昔からこうだったっけ・・

◼︎えまおさん
「プレイバックPartⅡ」がドラマティック。ノルさんとの星1・2コンビでの「学園天国」も楽しい。
お揃いのゴールドのお衣装は原宿で買ったそう。

◼︎姿月さん
OPはずんこさんの「ギャランドゥ」。一瞬にして空気をさらう。かっこよかった。
さすがの歌うま、要所要所でばしっと決めるのはずんこさん。「恋人よ」の絶唱が胸にしみる。

◼︎湖月さん
ドレスもメンズも決まる素晴らしいプロポーション。ステージアクトも映えて一際目を引く。
オリビアを聴きながら」「UFO」もいいが、「勝手にしやがれ」が秀逸。わたる兄貴に惚れ直した。

◼︎彩輝さん
ドレス姿がフランス人形みたい、本当に可愛らしい。すらっとしつつ柔らかそうな肩や二の腕も綺麗。
現役時代、特に歌のイメージはなかったけど、「人形の家」など詞の世界を表現して聴かせる。

◼︎貴城さん
「スイートメモリーズ」「いい日旅立ち」などしっとりと歌い上げる。
それにしてもかしげさんのドレスのセンスって独特。カチューシャ+アシメントリー+ミニスカが鍵?

◼︎蘭寿さん
私の最愛ジェンヌ蘭寿様。「セカンド・ラブ」の素直な歌唱が似合っていた。
シンプルなパンツ姿から、ラストの「瑠璃色の地球」ではドレス姿。あの蘭寿様が綺麗なお姉さまに…

◼︎壮さん
変形リーゼントも凛々しい壮さん。歌うのも「また逢う日まで」「黒い花びら」と、完全に男歌。
壮さんの声が好きだ。辞めた直後の男役さんって男でも女でもない独特の色気がある。

昭和の歌謡曲は生オケが似合う。お布施のつもりでアルバム買っちゃいました。