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「バーフバリ」に備えて「マッキー」鑑賞

周囲の好きものたちがこぞって絶賛するインド映画「バーフバリ 王の凱旋」。
2部作の後編に当たるわけだが、このシリーズ、必ずや映画史上に残るであろうレベルの娯楽大作らしい。近々、近所でマサラ上映があるではないか。
どうしよう。行きたい。チケット厳しそうだし初心者がいきなりマサラ上映はどうかと思うけど。
予告編、超アガる!

とりあえずS・S・ラージャマウリ監督の過去作を観ておくことにする。
バーフバリの前編も見逃してるのでキャッチアップするとして、まずはNetflixで「マッキー」配信してた。

簡単にいうと、殺された青年がハエに転生して犯人に復讐するという話。
殺人と復讐の物語だけど、コメディです。インドらしくラストシーンではハエが踊り狂う。
あえてチープめなCGもちょうどいい感じ。ハエ描写がリアルすぎるとちょっとバランス崩れそうだし。
ちっちゃいハエがそのハンデを強みに変えて、悪党を追い詰めていく。
めちゃくちゃだけど面白い。確かに、殺意をもつハエにつきまとわれたらかなり怖いような気がする。
ハエの戦い方が独創的なのだ。手近な道具を駆使するアイデア勝負。
インドの死生観は一般的な日本人のそれと違うんだろうな。陰惨な殺人シーンの次にお笑い展開がきたり、やたら懐が深い。
そういやさゆみさんがかっこよかった「オーム・シャンティ・オーム」も転生の物語でしたね。あれも残酷とお笑いとロマンティックのごった煮だった。
あと、インドのイケメンは脱ぐと平気で中年体型だったりするのもお国柄なのだろうか。「バーフバリ」の主役は引き締まってそうだけど。
展開も早くて垢抜けている。おもしろかったです。次はバーフバリ!