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2016.4.21 プリンス逝去

今日は1日仕事にならなかった。
プリンスの急死。
80年代MTV全盛期。洋楽を聴き始める子供たちにとって、マイケル、マドンナ、プリンスは3大看板だった。
中でもマイケル人気はすごかったけど、私はプリンスが好きだった。
胸毛もあらわなビキニパンツいっちょでクネクネ踊る異様な姿にギョッとし、曲のかっこよさにしびれ、気がつけば殿下の虜。
背の低さも、整った綺麗な顔も、地声は低音なのに美しいファルセットも、ダイナミックなギターも、全部含めて「プリンス」という名前にぴったりで、本当に稀有な、二人とないアーティストだ。
 
キャリアの途中、名前を捨てたりレコード会社と喧嘩したり謎の時代もあったけれど、そんな時でさえ一貫して作品を作り続けた、めちゃくちゃ多作な音楽家でもある。
あのクラスの大御所であんなにも作品をリリースし続ける人は珍しい。
私は「真の天才は多作である」と思っているが、それはプリンスのファンだからだ。
 
本国でもヨーロッパでも大人気の殿下。
日本にも多くのファンがいるけど、海外に比べるとその人気はやや控えめだと思う。
一般的なプリンスのイメージといえば「パープル・レイン」の80年代スターか、あるいは「K-1のテーマ」の人か。
しかし実際は現役バリバリ、精力的に作曲活動をしつつ一流のライブミュージシャンでもあった。
近年は黒人問題関連の発言も多くて、オピニオンリーダー的な役割も担っていくのかなと思った矢先、突然天国に召されてしまった。
もうこの世にプリンスがいないということが信じられない。
悲しいとか何とかより、音楽シーンにもう殿下がいないという事実に慄然とする。
デビット・ボウイの時も思ったけど、人って死ぬんだよね、、、
稀代の天才と同時期に生きて、作品を楽しめたことを幸運に思う。
殿下、ありがとうございました。昔も今も、あなたの曲が大好きです。
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殿下のインスタを見て泣く