シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

THE CONVOY SHOW vol.31「1960」渋い!中年の星

出演:今村ねずみ・瀬下尚人・石坂 勇・舘形比呂・黒須洋壬・徳永邦
 
vol.31「1960」@天王洲銀河劇場
The CONVOY SHOW、なんと今年30周年だそう。
私がファンになったのは、1996年公演の「ATOM」からで、高身長のかっこいい大人の男性のダンスパフォーマンスにしびれた。
樹里咲穂さんも同じく「ATOM」でファンになったらしい。そういえば、当時明らかに男役さんらしき人たちも客席に見に来てたなぁ。
今村ねずみさんと樹里さんの対談、、私の好きなふたりが仲良く喋っている。多幸感!
 
 
 
昔は終演後にメンバーがロビーにお見送りに出てきてくれて、少しお話もできたりしたのだ。みなさん背が高くていい男だったわぁ。
握手していただいたねずみさんの手は大きくて熱く、ガッチリと逞しかったのを覚えている。応対が丁寧で本当に素敵なかただった。
SAMさんこと石坂勇さんは間近だと迫力あるが「僕こんな顔だけど怖くないからね~」なんて、優しかった(濃い顔好きの私はSAMさんファン)。
舘形比呂さん、タテ様は王子様オーラがすごくて近づけなかった私。ああもったいなかった。
 
あれから20年。コンボイのみなさん、全員50の大台に乗ったとのこと。
大人の男性が目一杯踊る。歌う。渋い。渋すぎるわ。
ねずみさんに至っては今年58になられるらしいが(見えない!)
髪こそシルバーになったものの、ダンスのキレと若々しい声が昔のまんま。
タテ様は今も浮世離れした麗しい王子様だし、SAMさんもクロスさんもジュリさんも歳とともに熟成したいい男。
徳永さんの、腕まくりした前腕の筋肉がかっこよすぎてオペラ泥棒だった。
 
お話は、ねずみさんのネタ帳であるノートから始まる中年の自分探し。
まだ終わっちゃいないぜ!と拳をあげるおじさん達に目頭が熱くなるのは私も年取ったのか。
全員が主役で枠役というスタイル。30年のキャリアの重みに胸を打たれる。
「仲がいいからずっと一緒にいるんだろ?」「いや、そうとも限らないよ」ってなセリフがあったけど、長く一緒に仕事をするは、ただ仲良しだけでうまくいくわけはない。
決して平坦な道ではないだろう。体力だって年々衰える。
私もまだまだ頑張らなきゃなぁ。コンボイの舞台は私に気合を入れてくれる。
いろんなダンスが見られるけど、180センチ超の男前たちによるタップダンスが最高にクールです。
イメージ 1
かっこいいよねずみさん