シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

ある日突然ヅカに落ちた件

私は兵庫県宝塚市、しかも宝塚大劇場の徒歩圏内に生まれ育った。
町には公演ポスターがあふれ、電車に乗れば宝塚の中吊りだらけ、グレイの制服に身を包んだ音楽学校の生徒さん達や、なんなら現役ジェンヌにも遭遇する、そんな環境にいたのだ。当然、観劇したこともある。
 
ただ、、、ハマることはなかった。
きれいだし、楽しかったし、おらが町の自慢でもあったが、心を奪われることはなかった。自分は宝塚にはまるタイプじゃないんだな、と思っていた。
 
それが。
 
ある日久しぶりに帰省した折、ふと・何の気なしに・気まぐれで・10数年ぶりに観劇してみたのだ。(ほら、なんせお散歩コースの距離だから)
 
そしたら、そこにいたのだ。
 
花組の貴公子、蘭寿とむ様が!
 
そのしなやかで力強いダンス、おおらかな笑顔、誠実な歌声、そして殺人的な色気!
あまりにも美しくあくまでもかっこいい舞台姿にあっという間に恋に落ちて、もう何が何だかわからないまますぐスカステ入ってグラフと歌劇のバックナンバーあさってなんかデフォルトの基礎体温が0.5度くらいあがった感じで今にいたります。
 
タカラヅカ、怖い。タカラヅカ、凄い。
魂もってかれるよ。