シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

ifi(イフアイ)Aバージョン@青山劇場2回目

本日、2回目の観劇。初回よりも客席が大盛り上がりで、より楽しかった。(正直なところ、1回目のときは空席が目立って義憤にかられたものだ。こんないいステージがなんで埋まらんのやと)
 
改めて見るとこのお話の元ネタ、オルフェウスだけじゃなくて、「不思議の国のアリス」も入ってるんだな。
そう思うと、ケントモリさんのシルクハットとミズラみたいな二つ結びのヘアスタイル、プロジェクションマッピングの時計も全部ウサギっぽい。
 
お話自体も、複数のシーンが展開する構成なので、2回目のほうがより筋がわかって面白かった。カーテンコールでアホの坂田歩きをする世界のケント・モリとラスタ・トーマスを見られたのは、今宵青山劇場にいた私たちだけ。(ラスタさん、絶対坂田師匠知らないと思うけど)
また、ジュリアンさんにいきなりお姫様だっこされてびっくりする蘭寿様がかわいくて萌え死んだ。というかジュリアン俺と替われ替わってくれ!
 
そして今日は蘭寿様とケントさんのアフタートークショーがあった。
素の蘭寿様が美しくてかっこよくて何かもう、思い出すだけでつらいわ。
 

蘭寿様

  • 初日から1週間だけど、もっとずっと長い間やってる気がする。毎日楽しい(僕は逆にあっと言う間でした、とケントさん)
  • 世界レベルのダンサーのみなさんと毎日ステージにたてて、本当にうれしい。こんな幸せな女優スタートはない。
  • 退団公演で、世界的に有名なケントさんに振り付けてもらえるのがうれしくて、
    でも出来るか不安だった。難しくって、でも何度も何度もケントさんがお手本を見せてくれるんですよ(そんなの当たり前のことですよー、とケントさん)
  • 宝塚時代は、男役として、というのがあったけど、今は自分の感情をそのまま出せる。自分を、ありのままに。
  • 司会者が「ありのまま、といえば例の?」を煽るも蘭寿様「いやいや今日はむり、歌えませんよ」ケントさん「そうだようちの蘭寿はねえ、そんな安くないんですよ!」蘭寿様「そうですよ、そんな簡単に歌うと思ったらおおまちが、、ありの~ままの~姿みせるのよ~♪」
    さすが関西人、ありがとうございました。
 

ケントさん

  • 宝塚の仕事が決まり、初めてステージの蘭寿さんを見たとき、こんなかっこいい人がいるのかと思った。それ以来、密かに「女マイケル」と呼んでいる。
  • 宝塚の仕事が出来たこと、また退団後すぐに蘭寿さんと同じステージにたてることがうれしい。
  • 稽古1~2日目は正直、男役時代のイメージがあったが、3日目くらいから、完全に今の蘭寿さんのイメージに塗り変わった。これが素の蘭寿さんだと思う。今となっては、写真集の男役姿を見ると混乱する。(あーこれね?とサングラスで机に脚を投げ出すショットを再現してくれる蘭寿様。ああもう)
  • 蘭寿さんと一緒にステージにたてるなんて今でも毎日夢のよう。タカラヅカだと俺が手術しないかぎりあり得ないでしょ?(手術しても無理です、と司会者のツッコミ)
  • ifiで好きなシーンは、サングラスを投げ捨てるところ。「いきますよ、蘭寿さん!」て感じで。
ケントさん、蘭寿さんにはとてもお世話になっているから、とお礼のサプライズプレゼント。お品はレイバンのサングラス!喜ぶ蘭寿様、早速かけたとたん、男役・蘭寿とむに変身。あまりのかっこよさに客席から悲鳴があがる。レイバンがこんなに似合う女性が、いるだろうか?いや、いない。
サングラスをはずして胸元にかけるしぐさがまた殺人的にかっこよくて、客席から再び悲鳴。殺す気か!かっこよすぎて死人が出るぞ!
 
舞台もトークショーもよすぎて疲れた。
まあ、明日も行きますけどもね。