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宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

ifi(イフアイ)Aバージョン@青山劇場

ユーリ:蘭寿とむ
ヒロ:ジュリアン
占星術師:ケント・モリ 他
 
私は元花組トップ・蘭寿とむ様の舞台姿を偏愛している。
魅力的なジェンヌは星の数だが、私が最も心奪われたのが蘭寿様。久しぶりの生蘭寿様が美しくてかっこよくて可愛いくてもう胸が痛い。
 
ストーリーは、ギリシア神話オルフェウスがモチーフの、ある女性が死んだ恋人を追い求めて、異世界に「行きて・戻る」物語。
蘭寿様演じるユーリは、インディペンデント系映画監督という設定で「ラスト・タイクーン」も映画人の話だったな、としみじみ思いながら見てると、蘭寿様自身が安寿ミラさんとの対談で「(退団公演に)掛けてるんじゃないかと思う」と言及していた。やっぱりね。
 
ユーリをあちらの世界へ誘う占い師役に、世界のKento Mori。
その他、韓流のパク・ジョンミン、ミュージカルスターのジュリアンの他、バレエやストリートダンスやコンテンポラリーのダンサーが出演、出自の違う様々なダンスを見られるのが楽しい。
蘭寿様は役の設定上、最初のほうはせつない顔でオロオロしている場面が多く、若干物足りなさを感じたのだが、途中からバラエティにとんだシーンが展開して、見応えがあった。
 
  • 筋骨隆々の外国人ダンサーに囲まれると、さすがに蘭寿様が華奢に見える。男性にリフトされる蘭寿様が新鮮すぎる。
  • 蘭寿様のお衣装は、基本はパンツスタイルだが、白いワンピース姿もあり。脳が一瞬混乱したがルックスも身のこなしも綺麗なお姉さんだった。
  • 佐藤洋介と蘭寿様がラスタ・トーマスを取り合う三角関係シーン。結局蘭寿様が負けてウホッな展開に。元男役トップに何ちゅう役させるんや。面白いけど。
  • 白のビスチェに、黒いシースルーでお腹が透けるお衣装。あれが「カノン」の海老ぞりを支えた腹筋。。。いちいち乳やら腹やらについ萌えてしまう自分がイヤ。
 
まあ、来週末も行きますけどもね。
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 綺麗、綺麗よ蘭寿様