シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

紫に染まるBETアワード2016

数あるアワードの中でもダントツにかっこいいBETアワード。

音楽中心に、スポーツや映画や、政治活動などの分野で活躍した人も表彰する賞です。
今年は目一杯、プリンス追悼をやってくれた。
(もう一人、偉大なるモハメド・アリの追悼もあり。娘さんのスピーチ感動的でした)
 
エリカ・バドゥの「ドロシー・パーカーのバラッド」(渋いな)、
続いてビラルが「Beautiful Ones」をカッコよく決める。
スティービー・ワンダー師匠とトリー・ケリーの「Take Me With U」、
さらにジェニファー・ハドソンが朗々と「Purple Rain」を歌い上げる。
 
ジャネール・モネイが「Delirious~Kiss~Pop Life~I would die 4 U」と、大ヒット曲のメドレー。
ジャネールちゃんは以前、殿下本人の前でも「Let's go crazy」をカヴァーしてたが、プリンスの曲って、女性シンガーが歌うと相性がいいと思う。
ジャネールちゃん、お尻丸出しパンツをキュートに再現。
 
そして大トリは、シーラEとNPGの面々!
本物や。本物出てきた。
殿下のヒット曲+シーラ姐の「The Glamorous Life」などのメドレー。
ラスト「Baby I'm a Star」ジェロームさん(The Time!)も入り乱れてのパフォーマンスに号泣。
なんといっても、バックダンサーに殿下の最初の妻マイテ・ガルシアが変わらぬキュートさで舞い踊ってるわけですよ。シーラ姐の後ろで。こんなもん、そら泣くわ。
 
プリンスは、キャリアの最初からバックバンドを人種と性別をミクスした布陣で固めていた。
才能があって綺麗な女性が大好きな殿下。プリンス&ザ・レボリューションのリサとウェンディなんか、めちゃくちゃかっこよかった。
レズビアンの恋人同士でもあった二人には、流石の殿下も手が出せなかった模様ですね。
 
シーラ姐は音楽エリート一家出身の、歌って踊れるパーカッショニスト
殿下とは一時婚約までしていた恋人同士でもあり、ビジネスパートナーでもあり、恋人として破局した後もライブでは共演するなど、いい関係が続いていたらしい。
殿下の周りの女性たちの中でも、ひときわ才能があり、聡明で人柄も良さげでしかも美しい。結婚こそしなかったが、個人的には殿下の本妻はシーラ姐だったのではと思う。
 
そしてマイテちゃん。
1ファンだった彼女がバックダンサーから恋人になり、最初の妻になった。殿下との2ショットはお似合いで、私は好きだったな。
あの殿下に「The Most Beautiful Girl in the World」なんて曲を捧げられた彼女。
マイテといた頃の殿下は改名のゴタゴタの中にありつつ、天上的に美しいラブソングの数々を生み出している。
そして二人がイチャつく後ろでプレイしていたこともあるシーラ姐。どんな思いだったんだろうか。
 
そんな、同じ男を愛した二人のアクトが感動的でないわけがない。
二人の女性のなんと力強くも美しいこと。殿下、男冥利に尽きるでしょ。
音楽以上の、いいパフォーマンスでした。
 
イメージ 1
イメージ 2
殿下、、ここにあなただけがいない(涙)