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スカステ雪組中継。時代が変わるか?!

やれば出来る子、それが俺たちのスカステだ

3月22日まさに今「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」のライブ中継鑑賞中。

スカステ、舞台中継できるんだ。

やれば出来るやん。

今回のために諸々整えたのか、それとも以前から出来る状態ではあったけれどやらなかっただけなのか。

それにしてものぞ様、素敵、素敵よ。

 

今後ライブ中継は定着するのか

今後、千秋楽など特別な舞台のスカステ中継というスタイルは定着するかどうか。

私はするだろうな、と予測する。

「TV中継なんかやったらチケットが売れなくなる」なんて心配は、宝塚のようにコアなファンがガッチリいるコンテンツにはおそらく杞憂だろう。舞台ファンは中継があったってやはり現場に駆け付けたいものだ。

「円盤売れなくなる」これは多少はあるかもしれない。ただ、ここは売り方の問題だと思う。今時、アーティストや映画の円盤を買う人の目的の多くは「特典映像」だからだ。現行でも、宝塚の円盤には出来の良いミニパンフレットや稽古場風景などの特典がついている。でもまだまだ(さしてリソースをかけずに)追加出来る特典はあり得ると思う。それこそスカステの既存映像だっていいし、未公開映像だって沢山あるはずだし、ジェンヌや先生方の副音声解説なんかあったら、最高じゃないですか。そりゃもう買うよ。買うしかないでしょ。たっかい円盤だが全然高くないね。

 

映画館のライブビューイングもメリットはある。なんと言ってもあの大画面は家のTVではない迫力だ。そしてチケット代。映画館の利用料がざっと半分だとしても、まあまあの売り上げではある。

しかし時代はサブスク、スカステの加入者が増えれば万々歳のはず。月額を手堅く支払い続けてくれて繰り返しコンテンツに触れてくれるファンが増えるのは望ましい。しかも映画館の調整の手間がざっくり省ける。

ただ気になるのは、「ライブビューイングのチケット購入層は当然のように既にスカステ加入しているのでは」という点だ。

明日海みりおさんのサヨナラ千秋楽ライブビューイング動員数は189館7万人という数字をどこかで見た。みりおさんは特別としても、人気演目なら数万人単位で希望者がいるということ。しかも都市部ではチケット落選してる人もいるからね。

で、スカステ契約数の最新がはっきりしないのだが、確か10年前で公表5万だった。現在増えているとしても倍増まではいかない予想で5~10万の間だとすると、ライブビューイング動員と割と拮抗する数字ではある。

ただ、仮にライブビュー購入層とスカステ既存客がかなり重なっていたとしても、解約防止策になるだろう。加えて新規取り込みにもなる。私はやるメリットの方が大きいと思う。

 

無骨すぎる幕間を見て、舞台裏の苦労に思いを馳せる

見ながら書いてたら幕間休憩。ずっと時計を写続けるんだろうか。斬新。

BGMさえなし、放送事故バッチコイの心意気が潔い。これを見るかぎりやはり今回のために急遽諸々整えたのかもしれない。

関係者の皆様ありがとう!おつかれさま!後半も観るよ!