シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

ラウール、仔ライオンのような王者の風格

スノスト、デビューおめでとうございます

両グループおよびファンの皆さまデビューおめでとうございます。

しかし地上波やら紙媒体やら凄まじい露出量だな・・・喜ばしいことでありつつ、掛かるプレッシャーもとんでもないだろうと思う。贅沢かもしれないが「推されない苦労」の一方で「推される苦労」というものは確かにあるのだ。若いメンバーもいることである。目先の数値目標ばかりに踊らされることなく、ぜひ本質的に良い活動を目指していただきたい。いい作品が見たいし聴きたい。両方、逸材揃いなのだから。

逸材中の逸材、ラウールくん

中でも、Snow Manのラウールくん。今更語るまでもないけれど、語らせて欲しい。よくまあこんな逸材を見つけてきたものだと思う。横山裕さんではないが「ええのん入ってきたなぁ」としか言いようがない。

ダンスが上手いだけでなく、若さゆえのガムシャラ感もあって好感度が高い。

その上、あのプロポーションである。なんだあれ。あんな長い手脚、二次元か宝塚男役でしか見たことねえよ。

長い脚がもつれやしないかと見る側が心配してしまうほどの思い切りの良いダンス。上手いのに一抹の危なっかしさを感じさせるところが、少年期の今しかない魅力かもしれない。

あの妖艶さは、歌って踊れるジルベール

近頃大人っぽくなり、金髪も相まってもはや「ジルベール」にしか見えないときが(私には)ある。どちらかというと本来は正統派美形というよりファニーフェイスであるにも関わらず、である。ジルベールにしちゃデカすぎるんだけどさ。

気を抜いている時は素朴な子供の顔だが、パフォーマンス中に凄い妖艶な表情をするのだ。それは「寵姫」の顔とでも言いたいような、「自分の可愛さをよく知っていて、可愛がられることを当然のように思っている」「人が自分に惹かれることに慣れきっていてちょっと飽いてさえいる」「そしてそんな驕慢さが周囲に透けて見える幼さがあって、その無防備さがまた周りの心を掻き立てる」そんな魅力である。

芸なのか、生来のものなのか、あるいはこの年代にしかない奇跡のような一瞬の煌めきにすぎないのか、まだよくわからない。しかし凄い少年だと思う。

さぞや、周囲のお兄さんたちの寵愛を集めていることだろう。ラウール、恐ろしい子

まさに「寵姫の顔」を見せつけた一例を貼っておこう。ラスト数秒の表情を見てくれ。

j-island.net

 

赤ちゃんなのに王者の風格はまるで仔ライオンのようだ

そんな妖艶な魅力と高いダンススキル、大人もたじろぐような度胸を併せ持つラウールくんだが、まだ瑞々しい少年である。赤ちゃんと言ってもいい。

しかし。その年齢にして圧倒的な華と風格がある。

自分よりはるかにキャリアの長い実力者の中にあって、センターはこの子だよねと思わせる説得力がある。歴の長いSnow Manファンの中には異論もあるかもしれないが、客観的事実として、彼が圧倒的に華やかであることは間違いない。

それはまるでライオンキングのシンバのようだ。幼くして王者である(顔立ちも若干仔ライオンっぽい)。

日本エンタメ界の至宝をどうか大事に育ててほしい

大きなお世話でお前誰やねん状態であることは百も承知だが、この人はジャニーズというよりももう日本エンタメ界の至宝である可能性が高いと思う。

芸能界は、成長期のまだ柔らかい心身には負担が大きすぎる業界であることだろう。有名になるにつれロクでもない誘惑も増えるだろう。どうか周囲の大人たちは、厳しくも温かく、この逸材を育て守ってあげてほしい。ご本人はどうやらとてもクレバーな少年であるらしい。どうかこの才能を長い目で育成してあげてほしいと思う。

 

いやーラウールくんがもし女の子だったらぜひ宝塚に来て欲しかったな。絶対路線だよな間違いないな。うん。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(2020・雪)のぞ様の色気エゲツない

のぞ様のギャング役はいいぞ

あけましておめでとうございます。2020年一発目の観劇です。

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真面目な優等生風なのにも関わらず、なぜかやたらと悪い男やマフィア役がしっくり似合ってしまう望海風斗様。「オーシャンズ11」のテリー・ベネティクト良かった。「ラストタイクーン」のDV男も忘れ難い。「アル・カポネ」もよかったなあ。

そして満を持しての大作でユダヤギャング役。歴史もの以外でがっつり殺しのシーンがある役はトップ男役としては珍しいような。

禁酒法時代はタカラヅカに似合う

のぞ様の登場シーンからもうかっこよすぎて泣く。彫刻のような端正な横顔に浮かぶ憂いがたまらない。裏街道を歩いてきた男の影。もうね、色気がエグい。エゲツない。

そして男役スーツの群舞に痺れる。

禁酒法時代の風俗はタカラヅカの舞台にとても似合う。男性も女性も華やかで少し儚げで。「ワンス〜」は決してハッピーな話ではないのだが、一つの時代が終わるスケール感がゴージャスだ。

貧しい移民の若者たちは皆、成功を夢見て必死だ。真っ当な道ばかりではない。裏街道を行くしかない人生もある。

1幕の終わり、真紅の薔薇の中ののぞ様の美しさと切なさといったらもう・・・

 

キャロルとデボラ、女たちの人生

デボラは決して男に流されない。可憐なようでいて、己の芸で立身出世した彼女は肝が座っている。愛の前でも自分の夢は捨てない。必要とあらば愛する男に意見し、袂を分かつ強さがある。道は違うものの、ヌードルスやマックス以上に人生の成功に夢を抱いている。

一方、強く見えるキャロルは男に引き摺られる人生だ。マックスを愛したキャロルは彼のやり方に不安を覚えつつも流されていく。マックスが愛したのはデボラだった。彼の眼中にキャロルはいただろうか。晩年のマックスは精神を患ったキャロルの面倒を見ているが、妻にはしなかった。

二人の女性に着目すると物語にまた違う奥行きがでる。映画ももう一回観るかな。

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切ないがゴージャスな舞台でした

 

タカスペ2019中継。神がかって素晴らしい選曲に多幸感!

年の瀬といえばタカスペやで

年末といえば、スターウォーズタカラヅカスペシャルですよね。ということで中継に行ってきた。

毎年「タカスペ最高やで」と思っているが、今年は贔屓目なしにも素晴らしいステージ構成だったのではないかと思う。なんせ選曲が素晴らしかった。

畳み掛ける名曲の数々。そしてステージから溢れんばかりにどこを見てもキラキラのスターたち。美しい人の美しい笑顔しか出てこない。多幸感!

どこから見てもどの組み合わせで見ても可愛すぎるトップ様たち

令和を英訳するとBeautiful Harmonyとのこと。なるほどね。

105周年かつ年号変わって一発目のタカスペ。しかも、トップさんのうち2人が大劇場お披露目前というフレッシュさ。

MCもなんだか可愛い。理事様と真風さんの熊本コンビ。礼真琴・柚香光の同期レイレイコンビ。初々しい新トップふたりを優しく見守るのぞ様。

可愛い。もうどこを切り取っても可愛い。どのアングルから見てもどの組み合わせで見てもとにかく可愛い。ああもう可愛い。

組コーナーもいいぞ

組コーナーは2019年の演目に限定せず、各組にゆかりの深い名作からチョイスされている。これは新トップさんにも組み替え直後の組子さんにも良いやり方だと思う。こうなってくると月組さん残念だったなぁ。たま様はクラシックな作品が似合うので、昔の作品の扮装してほしかった。

全部よかったが、宙組の「風と共に去ぬ」がインパクトで持っていったような。真風さんバトラーのかっこよさに痺れ、キキちゃんスカーレットに客席がザワつく。誰もがパロディを期待する中、真面目な芝居に「あれ、ボケないの?」と思ったところで輪っかのドレスのソーラン節、楽しかった。

花で永久輝せあさんが良い役をしていたのも嬉しい。初々しい新トップコンビの「ミー&マイガール」も可愛い。

星はキリっとカッコいい歴史ものでまとめてきた。星男の軍服はいいねえ。礼真琴さん達者だ。

雪のダブルルパンに不二子ちゃんの群。公演当時こんなかっこいい人がいるのかと目を疑った彩風さん次元再び!やっぱりかっこいいぞ。そして「ひかりふる路」のあの名曲中の名曲を歌うまコンビが絶唱。よかった。よすぎた。

娘役コーナーも柴田先生追悼も最高

タカスペは特に歌唱力の高い人が輝く。のぞ様の美しさ、その歌声の表現力。素晴らしい。また、娘役だけのシーンではまあやちゃんの貫禄と美声が水際立って本当にかっこよかった。ステージを通しても1、2を争うくらい心に残るシーンだった。もう一度見たい。

 

今年は柴田先生の追悼コーナーも。

「没後◯年」みたいな企画ではなく、現役の先生が鬼籍に入られたということで、思い入れもひとしおだ。「柴田先生色」とかいえないような、独特のテイストを持つ先生の作品。渋く心にしみる曲が多い。新作がもう見られないのは寂しいが、作品は長く愛され続けるだろう。また、田辺聖子先生にも触れてくれたのが嬉しい。こよなくタカラヅカを愛し、その魅力を伝え、脚本も提供いただいた田辺先生。関西文化の一翼を担う凄い先生だった。

 

フォーエバタカラヅカ

今年も、数々の素晴らしい舞台をありがとうございました。去っていったスターも、新しくセンターに立つスターもいる。過ぎ行く時間が惜しまれるが、新しくやってくる日もまた楽しみだ。年明けの雪組から楽しみで仕方がない。

年末にタカスペを見ると、今年もいい年だったな、としみじみ思う。

来年もどうぞよろしくお願いします。

 

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50shades! 〜クリスチャン・グレイの歪んだ性癖〜

Zeppなんば初日に鑑賞。再演だが見るの初めて。

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徹頭徹尾下ネタで楽しかったです。

元がアメリカンコメディなので日本人観客にはどうもしっくり来ないノリもあるが、セリフにも「こんなんで爆笑するアメリカ人どうかしてる 」的なメタギャグがあったりして、そこは折り込み済み。エロネタ確かに楽しいんだけど爆笑するかと言われるとそこまでではない。私は「手を叩いて大笑いするノリのいいアメリカの観客席」を脳内補完して観覧した。多分、本来は大盛り上がりの客席込みで楽しむ舞台だと思う。

本場ブロードウェイに比べるとどうしても笑いが少ないんだろう、そこは時事ネタやローカルネタが補っている(メインの下ネタよりこっちの方が受けがよかったりするんだよな)。

 

  • 狂言回し役のシルビア・グラブさん、野口かおるさん、青木さやかさんの客席弄りはさすがだった。シルビアさん、歌うまい。
  • 福田転球さん大活躍。一番ベテランが一番若手のような体を張ったギャグを・・
  • 水崎綾女さん、可愛くてよかったねぇ。水崎さんの健康的なルックスと、端正だがどこか違和感を感じさせる浜中文一君の組み合わせが良い。浜中君・・・ここまで変態紳士役がしっくり似合うジャニーズがいるだろうか。

抜けるように色白で退廃的にも映る浜中文一、彼を見るとジェシカ・チャスティンとロセッティの描く女性像を連想する。似てない?

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El Japón-イスパニアのサムライ-/アクアヴィーテ!!(19 宙組)

宙組公演。久々の良席に開演前からニヤニヤが止まらない。

だって、宙組には宇宙一かっこいい男(役)・真風涼帆様やらセクシーな桜木みなとさんやらやんちゃ可愛い和希そらくん、超絶キュートな星風まどかちゃんたちがいるんだぞ。しかもキキちゃんまで。

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El Japón

慶長遣欧使節団の話なんですね。和物とイスパニアものがいっぺんに見られて一粒で二度美味しい。

フォーマットは西部劇っぽい。ならず者集団に苦しめられている民衆を流れ者の主人公たちが助け、すがるヒロインを後に主人公は再び旅立つのが西部劇の定石。

しかし今作では、主人公はヒロインの元に残る。しかも女性にリードされ周囲にお膳立てされた上で。こんな受け身のヒーローも珍しい。

 

真風さんは宝塚の男役をやるために生まれてきたような超絶ハンサムでめちゃくちゃかっこいいのに、芝居だとすっとぼけた役とかちょっとボンヤリした役が似合ってしまう人だと思う。可愛い。

明日海りおさんが、普段はポヤポヤしてても芝居となるとキリッと一分の隙もない、あるいは暗い鬱屈を抱えた役が似合うのと対照的だ。

 

しかしじゅんこさんがいると芝居が締まるなぁ。。そしてキキちゃん渋い。

 

アクアヴィーテ!!

ショーは煌びやかでめちゃくちゃ好み!最高!かっこいい!永遠に見ていられる。お酒がテーマのショーってかっこいいのが多いよね。

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これぞタカラヅカなゴージャス&ファビュラス。好き!

客席とジゴロのように絡むくだりは凄まじい。うろ覚えだけど、こんな感じ。

「あなたのストロベリーのように赤い唇、今夜テイクアウトしていいですか」

「子犬になって紫のリードに繋がれ、あなたの夢でお散歩したい」

「今夜、あなたの膝の上で眠らせて」

男1・2・3が本気出したあの威力はエゲツないぞ。ターゲットになったお客様、息してるだろうか。羨ましい・・・

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コーヒームースをいただきました。美味しい

 

関ジャニ∞47都道府県ツアー UPDATEに行ってきた

いざ、宮崎へ

UPDATEツアー、宮崎に行ってきた。

関西住みなのになぜ宮崎か。それは申し込み時に気がはやるあまり「西宮(兵庫)」と「西都(宮崎)」を空目して申し込んだからだ。愛に目が眩んだというやつですね。人間、大事な時こそ焦ったらアカン(でも日程が松竹座(大阪)の次だったら兵庫と思っても仕方なくないですか・・・)。

当選してから「え、宮崎?」と焦ったものの、考えたら結果オーライだったかもしれない。人口の多い都市部の方が競争率が高かったろうから。

ということで伊丹から宮崎へ飛んだ。ちなみに九州はちょいちょい行くものの宮崎は初めてだ。

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いい天気の宮崎空港

会場の西都市民会館は宮崎駅からバスで約1時間。

同乗のエイターさん達もいらしたものの、バスは空いている。遠征組は少数派なのか。

 

会場周囲の様子

バスの本数も少ないため、開場よりかなり前に現地到着。会場はなかなか立派な良いホール。だが周囲に何もない。JAと斎館と畑とポツポツ民家くらい。

広い道路をただただ車が行き交う。歩いている人は時間待ちのエイターくらいしかいない。「地方は車文化」を身をもって感じる。

かろうじてファミマとすき家が徒歩圏内に。とりあえずすき家でお昼をしたためつつ、時間を潰す。何年振りかのすき家。美味しかったよ。

 

会場に戻ると、人が増えてはいるもののグッズ売り場も並ばなくてすむレベル。しかし駐車場は早々に満車となっていた。近隣の皆さんは当然のようにマイカーらしい。なるほどなぁ。

 

不思議だったのが、会場の整理係り等のスタッフがなぜか若くてスラッとしたイケメン揃いだったこと。顔で選んでんの?と思うくらい。皆九州訛りのアクセントだったので現地の方々なのだろう。皆さん親切でしたよ。

 

ありがとうエイト、そしてエイター

ツアー真っ最中なので本筋のネタバレはしない。楽しかった、そして5人が爆イケだった、また会場のエイターさんたちがとても温かかったとだけ言っておく。

幕が開き5人の姿を間近に見たときの感激を忘れない。

 

安田くんが爆イケ

安田くんがステージに立ってくれて嬉しい一方、体調への懸念が心あるエイターの総意なのではないかと思う。

安田くん、かっこよくて可愛くて最高でした。お衣装もおしゃれで似合っててめちゃくちゃ素敵だった。残りの日数もどうかご無事で。

宮崎の地上波状況

会場と近いので双方向のやりとりができるのも小箱ならでは。

「宮崎の人どれくらい?」に7、8割りくらいが挙手されていたように思う。しかし、宮崎の地ではクロニクルもジャニ勉も関ジャムも地上波放映していないため、ケーブルTVで視聴しているとのこと。大変やな。

丸ちゃんのワンパックに迸るエロス

「この距離だとうちわのメッセージもよく見える」とメンバー。丸ちゃんのはギャグ要請が多いらしい。「ワンパック見せて」のうちわに「あれは団体芸やからなぁ」と横山くん。

「言うても最近絞ってバキバキやろ?シックスパック見せたれ」からの「ワンパックやないか!」に大喝采。うちわ作ってくれたエイターさん、ありがとう。おかげで生でこのくだりを拝むことができた。

 

ふんわりぽっちゃり丸ちゃんの腹に横山くん「丸ってなんかエロいよな」と。横山くんて前からそう言う趣旨の発言が多い。「丸の体型はなんか生々しい」「こういう体型好きな女性多い」って。

わかる。わかるわ横山くん。

バキバキに鍛えた無駄のない体型、今のジャニーズで言えばキンプリの岸くんや、SNOW MANの岩本くん。確かに美しくかっこいい。思わず見惚れる。拍手したくなる。素晴らしい。金の取れる身体だ。

しかし、歴戦交えてきた妙齢の女がエロスを感じるのは、丸ちゃんの脂の乗った弛んだ腹なのだ。あの脇腹の肉は英語で「love handle」と言う。つまり「愛し合う時に掴むところ」エロいでしょ。若いもんじゃこうはいかない。30代半ばの男ならこれくらいの貫禄も良きかな。

 

大倉くんのルックスの仕上げ方エゲツない

企画・プロデュース業でもご活躍の大倉くん。生でみるとTVで見るよりゴツいなぁといつも思う。身体も分厚く、手脚もがっしりしている。

そんな中年期にさしかかっているらしい体型と裏腹に、お顔は若々しくめちゃくちゃ綺麗。仕上げてきている。プロだなぁと思う。ここにきて、、と言うか元々ではあるが、大倉くんの頼もしさが舞台を支えている。

倉安は世界を救う

関ジャニTVの企画会議の最中、安田くんの「それプライベートでやるの?」とのトンチキな質問に、大倉くんが「プライベートなわけないやろ。仲良しか!」と突っ込んだら安田くんがムキになって「仲良しじゃ!」とキレたと言う話。

何の話かと問われたら「ただただ可愛い話」としか言えない。倉安のイチャイチャは世界を救う。

村上くんの野望、横山くんの役者道

紅白の総合司会をどうしてもやりたい村上くん。今年は落ちた、とネタにしつつも結構本気で悔しがっていると見た。安田予想では「2022年やな」とのこと。来年は嵐がやるだろうから、という現実的な見立て。あるとしたら本当にそうかも。

様々な才能の集まるエイトの中でも、村上くんと横山くんは所謂「芸能ど真ん中」の人だ。横山くんは今月も映画が封切られ、さらには月9も控えている。横山くんがこんなに役者をやるとは思わなかったが、確かに綺麗な顔しててスクリーン映えするんだよな。

 

良いライブ。しかし短い

私はジャニーズのドーム以外のコンサートは初めてだったのだが、思ったよりショートだったのでちょっと驚く。普段よく行くロック系のライブだとまぁ2時間以上、時にこってり3時間以上あっても当たり前だが、2時間足らずでサクッと終わった。正直ちょっと物足りないものの、早めの撤収で帰路は助かる。

何にせよ、5人の歌を聞けてよかった。バンドもタイトで素晴らしかったし、短い時間に目一杯ファンを楽しませようというメンバーの心意気に打たれた。ラスト「薬はアカンぞ」と時事ネタをぶっこんでくる村上くん。

短い間だが、メンバーの思いが伝わる、いいコンサートだった。5人の優しさ、特に丸ちゃんのファンサを反芻しつつ、会場を後にする。

 

漆黒の闇の中、エイターを乗せたバスが行く

先ほども言った通り会場の周りはかなり寂しい。バスの本数も少なく、タクシーも呼んですぐ来るとは限らなさそう。うっかり帰りのバスを乗り過ごしでもしたらそのダメージは大きい。心配だったのだが、宮崎交通さんがしっかり係員を派遣してくれていた。路線バスはこちらですよーと道案内をしてくれる職員さん。た、助かった・・・宮崎交通さんありがとう。

 

帰りのバスも来た時同様、比較的空いている。思った以上に地元の方々は公共交通機関に頼らないらしい。快適に座って市街地まで帰れる。

しかし、バスに乗った時点でまだ5時台であるにも関わらず、辺りは真っ暗・漆黒の闇である。それはもうびっくりするくらいに暗い。

 

私は宝塚市出身で、人生を大阪や東京の市街地でばかり過ごしてきた。宝塚市も地方都市で田舎はあるものの、住宅街ならば10分おきに電車は来るし大阪にも神戸にもサクッと行くことができる。車がなくてもタクシーを呼べばすぐに調達できる。

これが、本格的な郊外型の町だとこんなにも脚に苦労するとは。車がないと途方に暮れるだろう。電車やバスが通っていても本数が少なく、終電も早い。行ったことのない土地に行くと色々と勉強になるものだ。

 

ありがとうエイト、ありがとう宮崎。また会える日を楽しみに。

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宮崎ブーゲンビリア空港のステンドグラス

「十五祭」が愛おしすぎて全然捗らない件

「十五祭」フラゲしていたにも関わらず、時間が取れなくてやっと今日観ている。初回視聴は用事しながらなんておざなりな見方はできないじゃないか。しっかりゆっくり時間とって観たいじゃないか。エイターだもの。

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観たいけれど観るのが怖いような気持ちもあった。特に錦戸亮ちゃんのアクトをどういう気持ちで観たらいいと言うのだ。

、、、しかし杞憂だった。観ればいつも通り、いやいつも以上に楽しいかっこいい、そして「十祭」の時より確実に大人になった関ジャニだ。亮ちゃんの甘いハスキーボイスもやはり素敵なのだった。安田くんの可動域も、事情を知らない人が観れば気づかないほどの回復ぶりだ。選曲もいいねえ。

ちょっと観ては止めて身悶えし、巻き戻しての繰り返し。全然進まねえ!

ヨコヒナの安定感・心のリズム隊

私は極論を言えば「この二人がいれば関ジャニである」とさえ思っている。

バンドが大きな魅力の関ジャニにあって、おそらく音楽的な素養も興味も他メンバーに比べればあまり高くない2人だ(そんな村上くんのピアノや横山くんのペットは感動する。大人になってからの楽器の習得がどれだけ大変か)。

しかしこの2人の揺るぎない安定感があっての関ジャニ∞だと思う。音のリズム隊・倉丸に対して精神的なリズム隊と言うか。

今回のライブでは二人の力がよりはっきりと見える。そんな二人の「はにかみオブリガード」には泣く。

 

丸山・安田の職人ぶり

プロアイドルとして、そしてミュージシャンとしての職人ぶりにはいつも感動する。もともと歌の上手な人たちだったが、丸ちゃんも安田くんもより上手くなったと思う。器用な故にハモりに回ることが多い二人だが、メインを歌ってもしっかり聴かせることができる。

また、私は丸ちゃんと安くんは関ジャニのお色気担当だとも思っている。二人ともアイドルとしては線が太くて男っぽい。この2人にグッときている妙齢のエイターはきっと多いはず。安田くんの隠しきれない尼のヤンキー感も、丸ちゃんの黙ってたらメンバー1ロマンティックな男ぶりもステキ。

Black&Whiteの映像では久しぶりにヒゲなしヤス君が。ヒゲがないと若く見えてかわいい。でも個人的にはワイルドヤス君が好きよ。

 

若頭・大倉くん

歌・ダンス・楽器・トーク、随所で大倉くんのしっかりした仕事が光る。ヨコヒナとはまた違う角度の、実働面での安定感をもたらしてくれる「できる最年少」。彼が出てくれば間違いない。その上、全体を観ている人だなと思う。しかもルックスの美しさも仕上げてきている。頼れる。

 

ありがとう錦戸亮

特にバンドパートではやはり亮ちゃんがフロントとして引っ張っているのがわかる。

色々あったんだろうが、誰しも過去の積み重ねの上に現在がある。亮ちゃんだって、関ジャニの仕事があったからこそ今の錦戸亮があり、新しいフェーズに進む決心をしたのだと思う。袂を別つとはいえ、今までの歴史を否定する必要もないし、全ては繋がって続いて行くのだ。

現場で観た皆さんがどう感じたかはわからない。が、映像で観た限り亮ちゃんの歌声には嘘がないと思った。ありがとう。これからも良い仕事を続けて欲しい。亮ちゃんも、5人体制の新生関ジャニも。