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宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

50shades! 〜クリスチャン・グレイの歪んだ性癖〜

Zeppなんば初日に鑑賞。再演だが見るの初めて。

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徹頭徹尾下ネタで楽しかったです。

元がアメリカンコメディなので日本人観客にはどうもしっくり来ないノリもあるが、セリフにも「こんなんで爆笑するアメリカ人どうかしてる 」的なメタギャグがあったりして、そこは折り込み済み。エロネタ確かに楽しいんだけど爆笑するかと言われるとそこまでではない。私は「手を叩いて大笑いするノリのいいアメリカの観客席」を脳内補完して観覧した。多分、本来は大盛り上がりの客席込みで楽しむ舞台だと思う。

本場ブロードウェイに比べるとどうしても笑いが少ないんだろう、そこは時事ネタやローカルネタが補っている(メインの下ネタよりこっちの方が受けがよかったりするんだよな)。

 

  • 狂言回し役のシルビア・グラブさん、野口かおるさん、青木さやかさんの客席弄りはさすがだった。シルビアさん、歌うまい。
  • 福田転球さん大活躍。一番ベテランが一番若手のような体を張ったギャグを・・
  • 水崎綾女さん、可愛くてよかったねぇ。水崎さんの健康的なルックスと、端正だがどこか違和感を感じさせる浜中文一君の組み合わせが良い。浜中君・・・ここまで変態紳士役がしっくり似合うジャニーズがいるだろうか。

抜けるように色白で退廃的にも映る浜中文一、彼を見るとジェシカ・チャスティンとロセッティの描く女性像を連想する。似てない?

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