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宝塚歌劇100周年夢の祭典 時を奏でるスミレの花たち①

DVD-BOXやっと入手。
zucca×zucaでもあったとおり、スターにスターにスターにスター。
豪華すぎて殺す気か!と思う。
しかも宝塚市は私の地元。これだけのスターさんが実家の近所に集まってたかと思うと
それだけでもうご飯何杯でもいける。無意味に里帰りしたくなる。
 
1回目公演は中堅どころ(といっても大スターなんだが)の緊張がびしびし伝わってくるのと、舞台進行を全く無視してマイペースな大御所達のリズムが何となくおかしい。
年功序列の厳しい宝塚、若いOGから始まり大先輩達のアクトへ移っていく。
司会の真矢みきさん、立派だなあ。めちゃくちゃ大変だろうこれ。
 
オープニングはゼロ年代の歌うまスターたちのソロ。
霧矢大夢さん、貴城けいさん、朝海ひかるさん、花總まりさん、春野寿美礼さん、安蘭けいさん。世代的に馴染みの深いスターさんたちだ。みんなうまい!きれい!
 
そして真琴つばささんはじめ90年代のスターたち。ここも馴染み深い。
久世さん、麻路さん、高嶺さん、鮎さん、いい作品がいっぱいある時代だった。
安寿ミラさんに涼風真世さん、紫苑ゆうさんと白城あやかさん
80年代のゴールデンコンビ、大地真央さん&黒木瞳さんはさすがの華麗さ。
 
昭和の大スター層になってくると、むしろ映画女優として認知していたりするのだが。
八千草薫さんの現役時代はありえない美しさでびっくりする。
鳳蘭さんの男役スターオーラはさすがの貫禄。この人は、いわば宝塚の長嶋茂雄みたいなもんだよね。
そして真帆志ぶきさん。タカラジェンヌしか体現できない洒脱さは年を重ねてもそのまま。
 
あらためて、宝塚で一線をはっていたひとたちはどこから見ても全方位的に美しい。
舞台というのは360度、逃げ場がない。何もかもさらして戦い続けた実績が、圧倒的な強さを作っている。その姿は引退した格闘家にも似ている。
凄い世界です。
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外箱がピンクのキラッキラ。