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スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015)に感涙(ちょこっとネタバレ)

2015年は、大作映画シリーズの当たり年だった。
ミッション・インポッシブル、ターミネーター、マッド・マックス、007、そして、大本命のスター・ウォーズ!!
こんな祭りがあるだろうか。いや、ない。
 
エピソード123の時は、事前には散々盛り上がったものの、いざ封切られてみると正直なところ微妙な点がなくはなかった。
なので本作も見るのがちょっと怖かった。期待しすぎないよう、はやる気持ちをセーブさえしていた。
でも、、、
面白かった!ちゃんとシリーズものでありながら、話が新たな時代に進んだ感じがしっかりしました。
SWの新作といえばめちゃくちゃハードルが高いわけだけど、新シリーズの幕開けとして私は素晴らしいと思った。
 
19日に見ました。この日の日付入り限定パンフは、新キャラBB-8くん。
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以下、ちょっとだけネタバレ
 
まず、オープニングのテーマ曲でもう胸がいっぱいに。会場も感動のどよめきが起こる。
客席がいちばん湧いたのは、ハン・ソロとチューイの登場シーンだった。
ハン・ソロがあんなおじちゃんになるまで二人は一緒にいたんだと思うと胸熱。
ハリソン・フォードが近年稀に見る生き生きとした熱演で、それも嬉しい。(この人、普段なんかやる気なさそうじゃないですか?)
 
そしてレイア姫ことオーガナ将軍、キャリー・フィッシャー。この人は昔から老け顔だったのであんまり変わらない印象だ。
エピソード4の頃ってまだ20歳くらいなんだよね。でも日本人の子供の目にはおばちゃんに見えた。
最後にちらっと出てくるルーク・スカイウォーカーマーク・ハミルはえらいこと変わったなぁ、、ルークも苦労したんだなとぐっとくる。(もうこの辺、役者とキャラの虚実の皮膜。現実との区別ついてないです私)
 
旧作の設定やキャラクターがしっかり生きていながら、それだけではなく新キャラが魅力的で、そこが素晴らしい。
ヒロインのレイを演じるデイジー・リドリーさん、SWの世界観に合ってる。キリッとしてカッコいい!体格もしっかりしており、廃品回収で生きている女性の実在感がある。
そして脱走ストームトルーパー、ボンクラ男子のフィン。凄く現代的なキャラクターだ。レイのためになけなしの勇気をふるう姿がいい。
また、新ドロイドのBB-8くんが超かわいいのだ。R2-D2とかぶってると一瞬思ったが
R2-D2の愚直な頑固さとまた違う可愛さがたまらない。
雪だるまのような丸っこいのがくるくる回転して必死についてくる。ああかわいい。
表情も言葉もないのに、人間的なのだ。CGではなくてリモコンでちゃんと動かしているらしいが、どうやっているんだろう。素晴らしい。(ピクサーの傑作SFアニメ「Wall-E」のお掃除ロボ、モーくんをちょっと思い出した)
 
夜のシーンや、暗がりが多くて、それも私は好みだった。
すぐヒステリー起こすカイロ・レンが中学生みたいで笑うとか、ポー・ダメロンが超カッコいいとか、キャプテン・ファズマもうちょっと活躍してもいいんじゃないのとか、ラスボスやってんのアンディ・サーキスじゃんとか、
ああもう細かいことまで言及するときりがない。
もっとディテールを楽しみたいが、目が足りない。リピート鑑賞します。
ありがとうルーカス。ありがとうJJエイブラムス監督。早くも次回作が楽しみ。
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歴史的イベントといっていいですね。もはや。