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新春花形歌舞伎@新橋演舞場

先週、生まれて初めて劇場で歌舞伎を見ました。
海老蔵獅童、右近と華やかな顔ぶれの新春花形歌舞伎。
演目は
・車引
・弁天娘女男白浪
・七つ面
パンフレットが充実していて、初心者には嬉しい。
あらすじや解説、演者インタビュー、戦後の上演記録まで載ってる。
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お話は分からない部分ももちろんあるんだけど、小難しくはなく、賑やかで楽しくかっこいい。歌舞伎って大衆芸能なんだなあと改めて思った(にしちゃチケット高いんだけどさ)。
演目一つ終わるごとに休憩が入り、幕間はお弁当食べたり、ゆったりしている。飲み食いしながら見るのかと勘違いしていたが、鑑賞中は食べないみたい。
そういえばロビーで売っていた玉ねぎのおかきがめちゃくちゃ美味しかった。
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海老蔵さんはまさに「錦絵から抜け出たようないい男」本当に芝居絵にあるような顔立ちだ。目も鼻も大きくて華がある。
獅童さんは、声がよくて上背もスラリとあってかっこいい。
しかし現代風に顔小さめの獅童より、顔も大きい海老蔵の方が舞台では目立つ。(洋服なら小顔の方がバランスいいのにね)
 
歌舞伎と宝塚は全く違う所もあるが「見得をきるかっこよさ」は同じだ。
白浪五人男がお揃いのド派手な衣装で花道をやってくるかっこよさは、銀橋で男役がキザる姿とかぶる。江戸時代なら若い娘さんたちがさぞや「キャーッ!!」と黄色い声を上げたんでしょう。
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最後には海老蔵の挨拶。「ひとつ睨んでご覧にいれましょう」と、有名な成田屋の睨み。厄落としになるんでしたっけ。お正月らしくめでたい。
歌舞伎、面白いです。また観よう。仁左衛門さんとか、ぜひ観たいな。