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「シカゴ」宝塚OG版初日・黒ランジェリーに鼻血

「シカゴ」初日をKAAT神奈川芸術劇場で見てきました。
7/9のキャストはビリーに峰さを理先生、ヴェルマに和央ようかさん、ロキシー朝海ひかるさん、そしてママ・モートンには初風諄先生。
 
バンドも板付で、ミュージカルというかほぼコンサート状態だった。
お衣装はシンプルに黒で統一されていてかっこいい。特に女囚役の皆さんは皆、ほぼランジェリー姿なんだよねぇ。元娘役さんたちの悩殺ボディとセクシーなダンス、いやーたまらんかった。素敵でした。
あれで相手役が男性ダンサーならそれはそれで迫力あってかっこいいだろうが、男役が演じることで、生々しくなりすぎずにチャーミングな仕上がり。主にレディース中心に見入ってしまった。
 

イカすぜレディース

オープニングから、蒼乃夕妃さんの黒ランジェリー姿。スケスケの全身網タイツから見える鍛え上げたボディにもう体温が上がる私。
まりも姉さん、相変わらずというかますますダンスキレキレでコケティッシュでレディースの中でも一際役にハマってたんじゃないかと思う。
 
星奈優里さんの黒ブラから覗く胸の谷間や腹筋、そして可憐な演技にも引き込まれた。華耀きらりさんもパンツ姿がカッコよくて今まで見たことない色っぽさ。音花ゆりちゃんの美声も久しぶりに聞けて嬉しい。
 
和央ようかさんの信じられないくらい長い手足。ほんと舞台人になるために生まれてきた人だわ。
そして大好きな朝海ひかるさん。可愛い!ひたすら可愛い!(個人的に、フェアリー系の男役はあまり好みでないのだが、朝海さんだけは森茉莉の小説から抜け出したような水も滴る魔性の美少年っぷりで、ダンスも華麗で大好きな男役さんだった)
シャープな和央さんとキュートな朝海さんが並ぶとそれぞれの個性がきわだつ。
 

ジェントルメンもキレッキレ

ロキシーの夫エイモスに磯野千尋先輩。さすがのお芝居でキュッと締めてくれる。こういう地味な寝取られ亭主役を見ると「グレイト・ギャツビー」を思い出す。
 
月央和沙さん、最近すっかり綺麗なお姉さんになったよっちさんがバリバリの花男復活。ジェントルメンの中でも目を引くかっこよさだった。
 

歌もいいです

歌の方では、ソプラニスタT.OKAMOTOこと岡本知高さんの美声と声量には思わず会場が沸く(そして岡本さんに胸毛があることを初めて知った)。
 
また、初めて生で聴く初風先生の歌声。貫禄たっぷりで品が良くて素晴らしかった。初風先生が歌うと舞台のクオリティをぐっと底上げする感じ。暖かくて優しく、でも強欲でちょっとやさぐれたママ。かっこよかった。
 
シカゴってセクシーでかつ暴力的な話なので、宝塚OG版って正直どうなんだろうと思ってたが、独特のファンタジックな世界観が意外なくらい「女性だけ」というフォーマットに合っていてとても楽しめました。
 
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水さんverも気になるんだよな