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王妃の館/VIVA!FESTA!(2017 宙)

「王妃の館」水谷豊主演で映画になってるとのこと(未見)。
フランス人の亡霊が日本語で喋り出す。舞台ならともかく映画でこの設定はかなりアレな気がする。ルイ14世役は石丸幹二・・・どう処理したんだろう。ちょっと見てみたい。
 
まあ様とみりおんちゃんのトップコンビはしゃれたコメディがうまい。
みりおんちゃんの退団公演だが、恋愛要素は薄めで、仕事に奮闘する女性を演じる。
素晴らしい娘役さんだ。この人のお芝居が好きだった。シリアスもコメディもとても自然でいい。ドレスの着こなしもうまく、舞台姿が美しい。今回のお衣装もかわいかったですね。
 
凰稀かなめ様の時代のみりおんちゃんは、娘役トップさんなのに相手役に熱愛される役が少なく(「うたかたの恋」くらいか?)なんとなく不遇に見えてしまった。
何と言ってもかなめ様退団公演での役柄が「愛されない妻」だったもんなあ。いい役だったけど。
それがまあ様になってからは、恋愛物や相手役と対等に渡り合う役が増えて、かなめ様時代の儚さも、まあ様時代の明るさも、どちらもうまくていい女優さんだなと。
みりおんちゃん、本当にありがとうございました。実力も華もある、本当に素敵な娘役さんでした。
 
そして真風涼帆さんのコスプレ映えはもう本当に素晴らしい。
なんかもう、ヅカの男役になるために生まれてきたような人ですよね。そして超二枚目なのにお笑いセンスもある。
お芝居の内容は、笑いあり涙ありの「おしゃれな新喜劇」て感じ。
今の宙組はアンサンブルがいいなと思うので、作品が群像劇なのも好印象でした。スッシー組長、よかったねえ。
 
ショーでは、特にソーラン節の分厚いコーラスが素晴らしかった。
そしてショーの間、和希そらさんがやけにカッコよくてつい目で追ってしまった。男役さんがグイグイ色気でてくる時期って、ありますよね。
 
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ショーも楽しかったです