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天は赤い河のほとり/シトラスの風(2018 宙組)臆面もないスパダリっぷりに赤面

天は赤い河のほとり
これ「王家の紋章」とほぼ一緒のプロットなんだな。両方、原作未読だけど。
古代オリエントは舞台として確かにロマンティック。よく知らない分、夢見放題な気がする。幕間にヒッタイトwikiを調べたのは私だけではないと思う。
しかし、こういうタイムスリップものはどうしても現代に残された家族が気になってしまう。失踪した娘のご両親は必死で駅前でビラ配っているのではないか。警察もかなりの人員投入しているのではないか。いいのかユーリ。
 
真風涼帆さん演じるカイル王子の臆面もないスパダリっぷりがすごい。
壁ドンにお姫様だっこ、宝塚を見慣れている身としてもとてつもなく恥ずかしい赤面もののセリフの乱れ打ち。
でもいいの。真風さんだから。
とにかく真風さんがかっこいい。好みは人それぞれだろうが、今現在、暫定宇宙一かっこいいのではないかと思っている。男臭くてスーツもとてつもなく似合うのに、長髪金髪コスプレもいけるのが真風さんの真骨頂(これ両立しづらいと思うんだけど)。
新トップお披露目としてはこういうコテコテの恋愛ものもいいなと思う。宝塚はこういうベタも大事だ。
 
シトラスの風
名作レビューだが、個人的にはゴスペルが全てで、他のシーンはあまり好みではない。
ただ、「明日へのエナジー」はやはり宝塚史上に残る名場面だと思う。こんなにも力強く、心に響く歌は滅多にない。
この一発で全てをかっさらってしまう。今回もやはり泣いた。宙組の宝物、これからも大事に聴いていきたい。
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なんかお正月っぽい