シネマと宝塚と音楽と

宝塚・音楽・映画・時々ジャニーズ

宝塚

雪華抄/金色の砂漠(2016花)砂漠版「嵐が丘」?

このところ所用でなかなか観られなかった、久しぶりのタカラヅカ観劇。 10年ぶりに関西住みに戻ったので、これからは大劇場にちょいちょい来れる。。嬉しい。日比谷もいいけど本拠地の空気はやっぱりいい。 ルマンのサンドイッチ、美味しいよね! 雪華抄 オ…

おめでとう蘭寿様

私の歴代最愛ジェンヌ、蘭寿様ご結婚! おめでとうございます! ファンというよりもはや恋と言っていい思いを抱いていたトップスターのご成婚には正直、祝福とともに複雑な感情。 なんだこれは。嫉妬か。蘭寿様の夫に嫉妬なのか。私、アホか。 でも、蘭寿様…

NOBUNAGA<信長> -下天の夢-/Forever LOVE!!  千秋楽中継

最後の100周年トップ、龍真咲さんの勇姿をTOHOシネマで鑑賞。 サヨナラショー&挨拶までたっぷり5時間! お芝居、おもしろかったです。 織田信長は偉大だけどいい人ではない。ドラマティックでかっこいいが、やることがえげつない。 才能の塊だけどエクスト…

ローマの休日(2016 雪組)アン王女のスカートは何色か

行ってきました赤坂ACTシアター。 面白かった。いい話なんですよね、改めて見ると。 「ローマの休日」って、ロマンチックなラブコメでは決してなくて、若い女性が自分の役割を引き受けて大人になる通過儀礼の話ですよね。 アン王女は籠の鳥である境遇が嫌で…

ドン・ジュアン(2016 雪組)だいもん様の罪と罰

雪組のドン・ジュアン@KAAT、観てきました。 宝塚との相性の良さが定着しつつあるフレンチ・ミュージカル。なかなか攻めた内容で驚いた。 何かと癖の強い役が多い望海風斗様が、また物凄い舞台を見せてくれた。だいもん様の白い貴公子も見てみたいけど、黒…

こうもり/THE ENTERTAINER!(2016 星組)

こうもり 星組みてきました。まーなんて楽しいオペレッタ。 すごい贅沢なもの見せてもらった感じ。 北翔海莉さんと紅ゆずるさんと礼真琴さんのアンサンブルなんて夢のよう。多幸感! みっさまの美声とクラシックな品の良さが目一杯活きてるし、汝鳥伶さんが…

るろうに剣心(2016)キャラの再現度とオリジナリティのサジ加減

私は原作とアニメは未見、映画は全部楽しく見た。 映画版は佐藤健さんの身体能力が抜群で、殺陣がめちゃくちゃカッコよかったんだよねぇ。(メイキングを見たら壁走りとかワイヤーなしで普通にやっててびっくり。健くんは、真田広之の跡目を継ぐ美形アクショ…

Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~/HOT EYES!!(2016 宙組)

シェークスピア、おもしろかった。ストーリーと劇中劇がシンクロして展開していく。 生田先生は蘭寿とむ様の「ラスト・タイクーン」といい、演劇や映画の内幕物がお好みなのだろうか。私は大好物です。 でも実はシェークスピア劇ってまともに観た事ない私。…

舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ(2016 月)

舞台は仏領インドシナ。女性のアオザイやフランス士官たちの白軍服がエキゾチックで美しい。ちょっと「ラ・マン」も入ってるのかなぁ。そこに植民地の民族運動が絡む。 思い込みの激しいシャルル 龍真咲さんは「異邦人」「ここではないどこからから来た人」…

タカラヅカ・スペシャル2015 中継@お台場メディアージュ

年末の締めくくり、タカスペの中継をお台場で。 お台場とタカラヅカって似合わないなと思いつつ、これを見ると年の瀬の実感がわきますね。 退団を発表したばかりの龍真咲さんがフィーチャーされ、同期のチギ様が何かと補佐していた印象。 本来お祭り野郎のミ…

新源氏物語/Melodia(2015 花組)の天真みちるさんがすごい

田辺聖子先生の新源氏物語。 オープニングのチョンパの華やかさは、本当に生きて動くお雛様のよう。 明日海りおさんの水も滴る公家姿が、正直どの女御よりも美しくてまさに光る君。 王朝ものはタカラヅカに限る。夢のように美しい。 栄華を極めた源氏の大臣…

ガイズ・アンド・ドールズ(2015 星組)

やっと見られた、ガイズ・アンド・ドールズ。いろんな人の見せ場があって、楽しい作品だ。(真面目に考えたらとんでもない女性蔑視な話だけど、時代が時代だからねぇ) スカイ&サラ 北翔海莉さんは一見地味なようでいて、芸風は実は思いっきり真ん中向きの…

雪組公演「星逢一夜」が素晴らしすぎる

再び雪組観劇、e+貸切。チギ様「私もe+会員です!」とのこと。何のチケット買うのかしら。 初見のときより一層感動してしまった。 お芝居が傑作なのはもうわかってるんだけど、改めてみると本当によくできている。 源太の土下座だけではなく、同じシーンの…

星逢一夜/La Esmeralda(2015 雪組)

わが町・宝塚に帰省中。やっぱりいいなぁ宝塚の空気。緑豊かでゆったりしてる。 久しぶりの大劇場、雪組千秋楽おめでとうございます。 私は昨日観ましたが。 何よこれ予想を超えてヘビーな名作じゃないの。雪組のお芝居、いいですね。 享保の改革の功罪を背…

麗人REIJINのコンサートに行ってきた@渋谷公会堂

出演: 杜けあき(65期)、高嶺ふぶき(69)、稔幸(71)、えまおゆう(73)、姿月あさと(73)、 湖月わたる(75)、彩輝直(76)、貴城けい(78)、蘭寿とむ(82)、壮一帆(82) ーーーーー 麗人コンサートを観に、もうすぐ建て替えの渋谷公会堂へ。 生オケで聴く昭和歌謡。昔…

1789 (2015 月)でちゃぴちゃんにノックアウト

まずは声を大にしていいたい。 ちゃぴちゃん好きやあああ~~~!!! ああもうなんて可愛いくて凛としてかっこいいの。 あのマカロンのようなピンクとブルーと白のお衣装とかつら、あれが似合ったうえに キュートさだけでなく威厳を出せるなんて、素晴らし…

タカラヅカニュースのOP

平日はほとんど見られないから、週末に撮りためたスカステをチェックするのですが、 リニューアルしたタカラヅカニュースのオープニングの飛び出す絵本、何これかわいい超欲しい! キャトルレーヴで売ってくんないかな

週刊ダイヤモンドはタカラヅカ特集

花組フィーチャーですね。熟読するわ

アル・カポネ(2015 雪組)

私はどこか生真面目な女性に魅力を感じる。 生真面目さが妙なおかしみを醸し出しているのも好きだし、真面目すぎていつも損な役回りになってしまうタイプの人も愛おしい。 歴代最愛ジェンヌの蘭寿様なんてまさに真面目な優等生で、それがつまんないという人…

黒豹の如く/Dear DIAMOND!!千秋楽中継(2015 星組)

柚希礼音さんのラスト・ステージ。 某映画館で見たが、ここでも2スクリーンが満員だったようで、さすがはちえさんだ。 冒頭に、中継用の挨拶映像を別途用意してくれたちえさん。粋な計らいだねぇ。 「黒豹」でねねちゃんの頬に伝う涙を親指でぬぐってのキス…

黒豹の如く/Dear DIAMOND!!(2015 星組)

「黒豹の如く」 何だかタカラヅカの過去作品のパロディみたいで 登場人物も、熱血漢の好男子・彼を影で支える親友・美しき未亡人・悪辣な実業家とその愛人、、と、まるで書き割りのようであまり意外性や奥行きはない。 でもみうらじゅんさん風に言えば「そこ…

TOP HAT(2015 宙組)

赤坂ACTシアター。こぢんまりしていい劇場です。 スカステの七海ひろきさんと純矢ちとせさんの夫婦ロケが可愛すぎる。 だいもん様アルカポネの宣伝もばっちり。ていうか、アルカポネ、チケット入手できない!超行きたい! 近隣レストランのグルメレポ。ジェ…

夕暮れの赤坂ACTシアター

本日は仕事早帰りで、今からTopHatを見る!まあ様! 平日のヅカ観劇は格別だなぁ。贅沢気分。

タカラヅカの似合う男たち

今は女性人気のほうが高いタカラヅカ、明治生まれの亡き祖父の言うことには、戦前は結構若い男が見に行っていたそうだ。若く美しい女性達が絢爛たる芸を披露してくれるんだもの、男性がみても楽しいにちがいない。 ヅカファン男性の有名人では唐沢寿明さんや…

雪組「ルパン三世」の開演前の客席で

先日、2回目の観劇をしてきたわけですが。 開演前に後ろのカップルの会話を何となく聞いてると、男性(関西人)がどうやらヅカヲタ。彼は子供の頃、親に連れられて観劇し、はまったらしい。 連れの女性は宝塚初観劇らしく、男性が女性にいろいろと解説をし…

タカラヅカで聴く名曲シリーズ

タカラヅカは生オケ生歌が魅力だ。 先日のルパンだって、あのテーマ曲の生演奏にもうテンションガン上がり。 一回きいたら頭に焼きつく濃ゆいオリジナル曲の数々もいいが、ショーで使われる既存の曲のチョイスもとてもいい。クラシック、ジャズ、ポップス、…

ルパン三世/ファンシー・ガイ!(’15 雪組)

もうびっくり。傑作です。 ルパン三世御一行がフランス革命時代にタイムスリップして大活躍 、、ってそれだけきくと心配になるようなアホみたいな設定、 そのうえアニメそのまんまのコスプレ。 大丈夫か?と一瞬思うが、それがまさかのウェルメイド。 原作フ…

白夜の誓いーグスタフⅢ世、誇り高き王の戦いー/PHOENIX宝塚!!(2015 宙組)

本年1回目の観劇です。 サヨナラ公演のトップ男役ってほんとかっこいい。 凰稀かなめさんの頭身バランスには、生で見るたびにいつも驚く。頭が小さくてすらっと長身で、あんな人が普通に会社にいたりしたら浮きまくるんだろうな。 美形のりかさん、美咲凛音…

101年目の宝塚

今年の正月は大劇場観劇ができなかったが、とりあえず初詣のように足が向くわけです。 いやーいいね新年の大劇場。 100が101になってる。 当然のように殿堂にもお参り。 柚希礼音さんのお衣装、太陽王だ。 久しぶりに行ったら、手形のエリアに100周年ジェ…

染五郎×紅ゆずるの対談を読んだ

雑誌「演劇界」1月号の「歌舞伎と宝塚歌劇特集」がおもしろい。 染五郎×紅ゆずる の他、玉三郎×植田先生、壱太郎×石田先生、勘十郎×原田先生の対談あり。 小林一三先生には、そもそも洋楽で歌舞伎をやりたいという発想があったとの由。縁が深いのですね。確…