雑誌「演劇界」１月号の「歌舞伎と宝塚歌劇特集」がおもしろい。 染五郎×紅ゆずる の他、玉三郎×植田先生、壱太郎×石田先生、勘十郎×原田先生の対談あり。 小林一三先生には、そもそも洋楽で歌舞伎をやりたいという発想があったとの由。縁が深いのですね。確…

私はタカラヅカというコンテンツというかシステムそのものが好きなので 全組好きだし、ジェンヌさんたちも基本的にみんな応援してしまう。 作品だってアバタもえくぼで良作ならほめそやし、駄作もまたそこが愛おしいという、 うるさがたの舞台好きから見れば…

我らがみっさまの星組トップ就任には驚いた。 帰宅中スマホで知り、電車の中でiPhone握りしめて感涙しそうになった。 いつか見たいと思っていたみっさまのトップ姿、まさか星組で叶うなんて。 ちえさんの後任は紅ゆずるさんでほぼ決まりだと思っていたけど、…

月組はなぜかチケット運がよく、いいお席で拝見しました。 結論「ファンタジーはやはり宝塚に限る」 こんな夢夢しい世界観をてらいなく具現化できるのは、日本いや世界中で宝塚だけ。 龍真咲さんったらもう信じられないくらい、どこからみてもフェアリー！ …

男役の女装、中でも男役ダルマに目がないわたくし。 スラリと伸びた長身に鍛え上げた脚線美。 普段はスーツに隠されて見えない太ももや胸元の色気にドキっとし、それがまた男役に戻ったときの魅力を倍増させる。 ジェンダーの概念が揺らぎに揺らぎまくる、ク…

文化の日にやっと、やっと見てきました。 エリザベートは面白さが保証されている鉄板ネタだけに、贔屓組だとどうなるのかドキドキする。ほとんど歌いっぱなしだから、できれば歌ウマジェンヌがそろってほしい演目ですよね。 みりおトート ルックス、歌唱、演…

録画を何度も見てそのたび泣いたNHKスペシャル「宝塚トップ伝説〜熱狂の100年〜」 muremoira.hatenablog.com ぜひ完パケがみたい、なんならDVDボックス発売してくれ買うから絶対買うから。 と、熱望していた例のアレ。 ソフト化は叶ったものの、残念ながら特…

そういえば「The Lost Glory」ちえさんの喫煙場面で煙出てたが、電子タバコなのかしら。 タバコ吸う男性がかっこいいなんて現実ではアナクロだけど、ちえさんは痺れるくらいハンサムだった。 そして、久しぶりの星組のショー。 1本ものが多い星組だけど、シ…

昨日のトークショーでのキュン死にポイントをもうひとつ。 muremoira.hatenablog.com ケント・モリさんからのプレゼント、レイバンのミラーサングラスをかけた蘭寿様、 司会者に「あちら側のお客様にもぜひお顔を見せてさしあげてください」と促され、 「フ…

本日、２回目の観劇。初回よりも客席が大盛り上がりで、より楽しかった。（正直なところ、１回目のときは空席が目立って義憤にかられたものだ。こんないいステージがなんで埋まらんのやと） 改めて見るとこのお話の元ネタ、オルフェウスだけじゃなくて、「不…

オットー：轟悠 イヴァーノ：柚希礼音 ディアナ：夢咲ねね ロナルド：紅ゆずる カーティス：真風涼帆 他 宝塚は全組好きだが、贔屓目なしに見ても、星組の舞台は特にエネルギッシュで楽しい。 見るとイヤなことをすべて忘れ元気になり、基礎体温が0.5度くら…

ユーリ：蘭寿とむ ヒロ：ジュリアン ヒロの弟：パク・ジョンミン 占星術師：ケント・モリ 他 私は元花組トップ・蘭寿とむ様の舞台姿を偏愛している。 muremoira.hatenablog.com 魅力的なジェンヌは星の数だが、私が最も心奪われたのが蘭寿様。久しぶりの生蘭…

ありがとう壮一帆 パブリックビューで見てきました雪組千秋楽。 壮さんは就任期間こそ短かったが、いい作品に恵まれたトップらしいトップさんだったと思う。どれも作品自体のクオリティが高くて、しかも壮さんの魅力が炸裂していた。 振り返ると、うまい役者…

そろそろくるとわかってはいたことだが、柚希礼音さんの退団発表はやはり大きい。 昨今多いすっきりナチュラル美少年タイプの男役とは一線を画す、こってり濃厚な男役芸。 ダイナミックでパワフルで、昭和の香りが残る、これぞ宝塚という華やかさを持つトッ…

先日宝塚の実家に帰省していたのだが、残念ながら星組はチケットを調達できず。 しかたなく劇場の周りをうろついて心を沈めることに。 まずは話題のムラーノカフェを捜す。どこかと思ったら、NTTビルなのね。 見た目まったくオフィスビルのまんまなので、う…

やっときた。蘭寿とむ様のスカステ限定DVDボックス「TOM」 2002～2014年の軌跡をたどるDVD４枚、そしてフォトスタンドと、瀬戸かずやさん撮影の秘蔵フォト５枚がついている。 若い頃の下級生モードの蘭寿様、かわいいながらも、既にスター然とした貫禄がある…

前田慶次：壮一帆 まつ：愛加あゆ 奥村助右衛門：早霧せいな 他 壮さん、かっこいい。壮さん、光り輝いてたなあ。 サヨナラ公演のトップ男役のかっこよさといったらもう別格で、今さらのように心を掴まれてしまう。 「雪山のジャイアン」こと壮一帆さん。 ス…

オスカル：凰稀かなめ ロザリー：実咲凛音 アンドレ：朝夏まなと アラン：緒月遠麻 ジェローデル：七海ひろき 他 やっと見てきました宙組バージョン。 アナクロだなんだといいつつ、見れば泣いてしまう、原作を読み返してしまう。 ベルばら、強い。圧倒的な…

ドナルド・ドースン：凪七瑠海 パーシバル・ヘアフォール：美弥るりか サーシャ：早乙女わかば ジェニファー：海乃美月 他 昨年の本公演「ルパン」のスピンオフ作品。 「ルパン」も観劇したが、いまいちはっきりしない印象だった。 悪くはないんだけど、トー…

DVD－BOX鑑賞、やっと３回目公演のDVDまで到達した。 湧き出る泉のように大物がどんどん現れるスターまみれの３公演、 いつもはラスボス級の現役トップ５名がまとめて若手扱いという未曾有の事態に ずっと見てると何かが麻痺してくる。 スターのインフレ状態…

仕事がおわって家でタカラヅカニュースを見てたら、 望海風斗さん組み替えのお知らせ。 ほおーそうきたか・・・ 望海さんは以前、最前列で観劇したときに熱い視線でロックオンされ まんまと釣られてしまい、蘭寿様が去った今、一番好きな現役ジェンヌさん。 …

本日2回目公演分DVDを視聴。 緊張感みなぎる1回目公演に比べ、２回目のほうがこなれて、リラックスしたムードがある。 オープニングアクトは、１回目と同じくゼロ年代スターの歌唱だが、演者が少し異なる。 音月桂さんの変わらない美声にうっとり。 そして真…

DVD-BOXやっと入手。 zucca×zucaでもあったとおり、スターにスターにスターにスター。 豪華すぎて殺す気か！と思う。 しかも宝塚市は私の地元。これだけのスターさんが実家の近所に集まってたかと思うと それだけでもうご飯何杯でもいける。無意味に里帰りし…

宝塚の歌舞伎ともいうべき「ベルサイユのばら」は主要キャストのキャラが立っていて「このジェンヌさんならどの役がはまり役か」を考えてるとなかなか楽しい。 特に男役さんは、フェルゼン・アンドレ・オスカルのどれが似合うかで、タイプが分類できる。（し…

16 Reasons Why I Love You. そんな古い歌がありますが。 マルホランド・ドライブver.貼っておきますね。 ムラ生まれ、ムラ育ちで宝塚自体は昔から見ていた私だが、はじめてはまったジェンヌさんが、蘭寿とむ様だった。 魂を持っていかれるとはこのことで、…

太陽王ルイ14世。わずか4歳で王となり、以後72年間即位し続けた絶対的王者。 母親に愛されず温もりを知らずに育ち、自分が何を求めているのかわからない。 一国の王として、個人の幸せより国益を優先せざるをえない立場にあり 恋した女性とは引き離され、政…

龍真咲さんといえば、かつて瀬奈じゅんコンサートで上目遣いにねっとりと瀬奈さんに絡んでいたBLシーンが脳裏にやきついている。 あれ、DVDで見られないんだよなぁ。原曲はこれ。名曲ですねぇうっとり。 龍さん、トップとなった今もキラッキラに可愛いんだけ…

ついに、私にとっての男役・蘭寿とむ様見納め、前楽にいってきました。 何回みても痺れるほど男前なタイクーン、モンロー・スター。 ため息が出るくらいかっこいいココナッツ・グローブのダンスシーン。 （ちなみにココナッツ・ガールのみなさんがかわいくて…

本日６回目の観劇に行ってきたわけですが。 いよいよ蘭寿様のラストステージが近づき、観劇中、瞬きする間さえ惜しい。 先日のNHK特番を見た後なので、月央和沙さんとのデュエダンはことさらに泣けた。 よっちさん、いいダンサーなんだよな。キレがよくて、…

ニジンスキー：早霧せいな、ディアギレフ：緒月遠麻、ロモラ：愛加あゆ 他 ニジンスキーといえば山岸凉子先生の名作バレエ漫画「牧神の午後」でその半生を知った。 天才舞踏家にして、精神が繊細すぎてまともな社会生活が困難な人だったらしく。 芸術家とし…